相手との会話の中で、相手の家族を何と呼んだらいいか
相手が女性のとき、その夫は普通「ご主人」と呼びます。この呼び方を「古い」と考えて好まない女性も多いのですが、ほかに適当な呼び方がないので、使っているようです。「だんなさん」と呼ぶ人もいますが、普通には使えません。相手の女性と親しくて「ご主人」の名前を知っている場合は、「~さん」と名前で呼ぶことが多いと思います。
相手が男性のときは、その妻は普通「奥さん」と呼びます。相手の男性と親しくて「奥さん」の名前を知っている場合は、「~さん」と呼ぶことが多いです。
相手の両親は「お父さん」「お母さん」と呼びます。兄弟は「お兄さん」「お姉さん」「弟さん」「妹さん」です。相手の子どもは「子どもさん」「お子さん」「息子さん」「娘さん」と呼びます。「子どもは何人ですか」「息子は何歳ですか」などと言われると、普通の人は違和感を持ちます。相手と親しくて名前を知っているときは、「~さん」あるいは「~くん」(男の子の場合)と呼びます。小さい子は「~ちゃん」と呼びます。「孫」は「お孫さん」です。
なお、日本語では大人が家族以外の人に直接「お兄さん」「お姉さん」などと言う習慣はありません。最近、店員などがお客を「お客さん」と呼ばずに「お父さん」「お母さん」などと呼ぶことがありますが、それを不快に思う人もいます。
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